こんにちは、 トモ(@tomo_web_jp)です。
前回のブログでFE 24-70mm F2.8 GM IIが、ちょっと重たいので、もう1本レンズを買おうかなんなら置き換える?みたいなことを言ってました。
ちょい重い第三元レンズに対して、気軽に持ち歩けるコンパクトなレンズ欲しいなみたいな。
まさにレンズ沼ですね。
今日はその後、FE 24-50mm F2.8 Gを触ってみた話をします。
本記事のテーマ
α7Ⅳ+FE 24-50mm F2.8 Gの組み合わせのレビュー
読者へのメッセージ
みなさん写真も動画もとっていますか?
私、最近気がついたんですよね。
「カメラやレンズの写真が撮りたい。」
🤔?
好きなものを撮るといいよって、言葉を信じて何を撮りたいか自分は自問自答していたのですが、
シンプルにカメラ機材が好きってことに気がつきました。
そしてそれを自分のブログに載せることが今の趣味です。

なんのはなし?本編スタート!
FE 24-70mm F2.8 GM IIは手軽に持ち歩くにはちょい重い


FE 24-70mm F2.8 GM IIは、誰もが憧れ、コスパの”コス”はちょい高いけど、”パ”部分は最高レベルの最強レンズです。
そんな、FE 24-70mm F2.8 GM IIですが1つだけ欠点があります。
それは、「ちょい重い」ことです。すごく重いではなく、「ちょい」です。


FE 24-50mm F2.8 G存在が気になるように


FE 24-70mm F2.8 GM IIの重さが気になってから、その一回り小さいFE 24-50mm F2.8 Gの紹介の存在が気になり始めました。
気になりすぎて、今回はグーパスでレンズのレンタルをしてみました。
FE 24-50mm F2.8 Gの基本的なスペック


ここでは、FE 24-50mm F2.8 Gの基本スペックに関しておさらいします。
横には、2470GM2のスペックを並べて比較してみます。
2450G | 2470GM2 | |
---|---|---|
型番 | FE 24-50mm F2.8 G | FE 24-70mm F2.8 GM2 |
グレード | Gレンズ | Gマスターレンズ |
発売日 | 2024年5月 | 2022年6月 |
焦点距離 | 24mm-50mm | 24mm-70mm |
最大絞り | F2.8通し | F2.8通し |
重量 | 約440g | 約695g |
フィルター径 | 67mm | 82mm |
最大撮影距離 | 0.19(W)/ 0.30(T) | 0.21(W)/ 0.30(T) |
最大撮影倍率 | 0.33倍 | 0.24~0.33倍 |
絞り羽枚数 | 11枚 円形 | 11枚円形 |
サイズ | 最大径74.8mm×長さ92.3mm | 最大径87.8mm×長さ119.9mm |
防塵対応 | 対応(簡易) | 対応 |
レンズ構成 | 13群16枚 | 15群20枚 |
コーティング | – | ナノARコーティングⅡ |
リニアモーター | 2基 | 4基XDリニア |
カスタムボタン | 1つ | 2つ |
価格 | 150,000前後 | 330,000円前後 |
FE 24-50mm F2.8 Gは、FE 24-70 F2.8 GMⅡを置き換えられものか?


率直な感想を言うと、FE 24-50mm F2.8 GはFE 24-70mm F2.8 GM IIを置き換えるものではないと感じました。
理由は、3点
①高揚感


1つ目に最も影響が大きいのが気持ちが上がらなかったこと。
それはもうほんと仕方がない。
これは呪いをかけられてるだけなんだけど、、Gマスターが1番良いと言う世間の評価になっていて、レンズを持ってる高揚感が自分の中で明確に違った。
全然写りはいいし、軽いしとってて気持ちがいいんだけれども、やっぱ違うよなぁと思った。
何が違うかって言うところを明確に言うのは難しいんだけれども、率直に言うと立体感かなって思う。
Gレンズもクリアできれいなんだけど、それ以上にGMレンズの立体感と言うのは目を見張るものがある。
それは単にGMレンズを持っていると言う高揚感から生まれるものかもしれないし、細かく見ると実際に違うのかもしれない。
正直そこは僕にはわからない。


けど、やっぱり撮影したいレンズという意味では置き換えるものではないと感じた。
赤いバッチに安心したいのかもしれないが、ジーマスターであることも1機能だと思います。
ジーマスター。買えるなら使いたいよね。
②カメラとレンズの持ち歩き方の変化


2つ目に、大きさについてこのレンズを試すのと並行して、カメラの持ち歩き方について改善を試みている。
そもそもミラーレスカメラは、首から下げて日常的に持ち歩くようなものじゃないんだということに気がついちゃったんよね。
カメラ用のインナーバックを買って、バッグの中に入れたら、FE 24-70mm F2.8 GM IIが全然持ち歩ける。
撮影場所についてから、首から下げればいいし、基本的な日常の移動中に常に首から下げている必要は無いと言うことだったんです。
だからこそ、今もって695グラムが別に気にならなくなってしまったのだ。本末転倒かもしれないが。。


大きさは間違いなくFE 24-50mm F2.8 G
背比べをしてみるとこんなに違う。


背伸びをしてやっと追いつくくらい。
③70mmの必要性








3つ目に、70mm側の必要性について。
ふと、赤ちゃんを目の前に自然と70mmに向けて絞りリングを回していることに気がつきました。
顔面ドアップ。
…..これは欲しいし、必要なんだわ。
とにかく近くに寄りたいし、隅々まで見たい。
それを取られてしまうと少しテンションが下がる自分がいる。
この3点から、最高に手に馴染むちょうどいいFE 24-50mm F2.8 Gは、すでにFE 24-70mm F2.8 GM IIを知ってしまった僕からすると物足りない1本になってしまった。
恐ろしい話です。
FE 24-70mm F2.8 GM IIから取れる栄養が無いと生きていけない体になってしまいました。
もしも、先にFE 24-50mm F2.8 Gに出会っていたら


もしも、先にFE 24-50mm F2.8 Gに出会っていたら、結果は変わっていたと思います。
それくらいめちゃくちゃいいレンズですが、、
すでに持っている僕はFE 24-70mm F2.8 GM IIを選びます。
この重さ大きさのメリットは、置き換えるほどの心の揺さぶりはありませんでした。
ここまで書いて逆のことを言うけど、
FE 24-70mm F2.8 GM IIは買わない方がいい。好きになって、他のレンズが選べなくなるから。
そこを基準に考えると多くのレンズの便利さや必要十分性が霞む。
自分を何者かと過信するし、レンズを手放せなく。そんな沼1丁目レンズだと思います。
FE 24-70mm F2.8 GM IIは、高コストな世界で生きていく覚悟がある人だけが買うべきです。
楽しくカメラを始めたい人は、間違いなくFE 24-50mm F2.8 Gがおすすめ。
軽いし、綺麗だし、便利です。
足るを知る者は、FE 24-50mm F2.8 Gを得て悔いず


中国の古代思想家 老子は高価なレンズとFE 24-50mm F2.8 Gレンズについてこんな事を言ってます。
老子曰、知鏡者智、自知焦者明。勝高価者有力、勝欲者為強。
知足者、得FE 24-50mm F2.8 G而不悔。於旅、軽能縦心。於財、廉能安懐。
鏡者、非以矜誇、乃為記憶之器也。知足者、以FE 24-50mm F2.8 G為無過不及之選、足矣。
老子は言った。
レンズ(鏡)を理解する者は賢く、自らの焦点(本当に必要なもの)を知る者は明晰である。
高価なものに打ち勝つ者は力を持ち、欲望に打ち勝つ者こそ真に強い。
足るを知る者は、FE 24-50mm F2.8 Gを手にして悔いることがない。
旅においては、軽さが心を自由にし、
金銭においては、価格の安さが懐を安らかにする。
レンズとは、見栄を張るための道具ではなく、
思い出を記録するための器である。
足るを知る者にとって、FE 24-50mm F2.8 Gは過不足のない選択であり、これで十分に満ち足りるのである。
そう言うわけですな。



老子GPT
まとめ


もうFE 24-70mm F2.8 GM II持っている人には置き換えになりません。
一方で、これから選ぶ人にとってはとても楽しいレンズになると思います。
まじで大きさがいい。最高にいい。カッケー。
それじゃね!

