こんにちは、 トモ(@tomo_web_jp)です。
今回はα7Ⅳでミラーレス一眼をはじめるにあたって、カメラの基礎を学びたいと思います。
本記事のテーマ
α7Ⅳからミラーレスカメラを本格的に始めたい私が、カメラの機能・言葉について学びます。
学んだことを同じ初心者向けにシェアできたらと思います。
読者へのメッセージ
Cinematic Vlogに感動し、α7Ⅳを購入しカメラを始めました。
F値をはじめに覚えましたね。なんなん”F”って。シンプルな疑問を調べるところから始めました。
今日は、そんなF値について学んだのでまとめたいと思います。
それでは行ってみましょう!
カメラの仕組み
ここでは、そもそものカメラの仕組みについて学びます。
カメラは光を写す機械
超当たり前のことかもしれませんが、カメラは、光を穴から取り込んでセンサーや昔であればフィルムに写す機械です。
私はα7Ⅳをはじめてのミラーレス一眼として購入しました。初めからいろいろな機能がもりもりなのですが、基本的な構造はどのメーカーでも、どの機種も共通する3つの言葉があります。
カメラで押さえておきたい3つの言葉「ISO感度」「F値」「シャッタースピード」
・ISO感度
・F値
・シャッタースピード
この3つを調整することで、カメラの性能を引き出し、自分が取りたい写真に近づくことができます。
正直、私のブログよりも断然まとまっている本があるのでこちらも参考にしてみて欲しいです。
ISO感度は、センサーが光を感じる能力のことで、「明るさ暗さ」に影響します。
詳しくはこちらにまとめているのでぜひ読んでみてください。
シャッタースピードは、カメラがシャッターを切る速さです。
この記事は「F値」を解説!
この記事では、F値について一緒に学んでいきたいと思います。
F値が何かはこの後、解説します。
F値でできることは、”ボケ味”を作ることと”明るさ”を調整することです。
α7Ⅳ(Sonyのミラーレス一眼)を購入した理由の1つは、映画のようなボケ味を本格的に撮ってみたかったことがあげられます。
早速、カメラをいじってチャレンジしていきたいと思います。
F値とは?
F値をひとことで
カメラに入る光の量を数値で表したもので
「ボケ味」と「明るさ」を調整できる
カメラは光を写す機械です。その入ってくる光の量を調整する値がF値です。
F値は、数値で表すことができて、F1.8、F2.4というように数字の頭にFをつけて表現します。
日本語では「絞り値」とも呼びます。(が、素直にF値と覚えればOK)
ボケ味と明るさの2つを調整することができて、簡単に言うとこのように言われています。
・値が小さい・・ボケ、明るい
・値が大きい・・パキっと、暗い
映画のようなドラマチックな写真を撮りたい時は背景をぼかすために、F値の小さな設定で写真を撮ります。一方で、風景を隅々まで取りたい時は、F値を大きくします。
F値の”F”ってそもそも何?
Focal
(意味:焦点の)
Fは、Focalという英語の略です。(英語でF値はF-Number)
さらに詳しく調べると、このような語源であることがわかりました。
・focは「火」
・-alは「~のような」
レンズで光を集めると、その場所が火のように熱くなります。焦点(焦げる点)といいますよね。
このFocal 「焦点の」という意味から来ている言葉です。
F値の定義
焦点距離を、有効口径で割ったものだそうです。
F値=焦点距離/有効口径
・・・。
ここはちょい難しいので、かみ砕けたら追記します。
今は、F値についてここを抑えておきましょう。
・値が小さい・・ボケ、明るい
・値が大きい・・パキっと、暗い
もう少し正確に書くと、レンズによって焦点距離が決まっているので、値が小さいということは有効口径が大きいということです。
有効口径とは、光を取り入れられる部分のレンズの大きさ(広さ)と考えればよいでしょう。
これはレンズを除くと小さな穴が見えますが、この絞り穴を絞ることによって光を取り入れる大きさを調整しています。
・値が小さい・・光を取り入れるための有効口径(穴)がより大きい
・値が大きい・・光を取り入れるための有効口径(穴)がより小さい
穴が大きければ光が入るから明るいよね。よっしゃ覚えた。少なくとも頭では紐づけられた気がします。
F値はどこで設定できるの?
α7Ⅳでは前後のダイヤルで調整できます。
絞り優先モード(F値だけをいじれるモード)にした場合、前後のダイアルでF値を調整できます。
ここをいじるとファインダーやディスプレイ上でF値が変わるのを確認できます。
F値を調整した作成例紹介
Aモードで、F値を比較した作例紹介
F値1.8~8.0まで撮ってみました。こうやって比較すると数値が小さくなると周囲のボケ味が強く、数値が大きくなるとはっきりしていくのがわかります。
また、数値が大きくなるにつれてやや暗くなるのもわかりますね。
レンズ:FE35mm F1.8
露光プログラム:A(絞り優先)
ISO:2000
ホワイトバランス:オート
レンズはこちらのレンズを使っています。
こうやって同じ被写体に対して比較してみるとその違いが判ります。
F値のオススメ設定値
結論:F値に正解はない
f値はボケ味を調整できる値です。
「こうでなければならない」といった決まった値はないので、場面や自分の撮りたいイメージによって変える必要があります。
人物を取りたいとき、風景を撮りたい時といった目的・用途によって好きに設定したらええやんという値です。
それでは初心者は困っちゃう。困る初心者は低めに設定すべし
けど、それだと初心者は困っちゃいますよね。まじ。
私は、こういう設定を理解するまえに「カメラ楽しい」を味わいたいと思う派です。
そこで、いろいろ調べる中で私なりの正解をまとめたいと思います。
目的がまだ不明確な初心者は、まずは一眼レフのボケ味を味わいたいはず。
なので、最低にセットしておくのをおすすめします。
取りたいものが決まって、取りたいイメージが決まったらおのずと設定が決まってくると思います。
それまでは、私と同じく低めのF値を楽しみましょう!
まとめ
今回は、F値を学びました。
私は、α7Ⅳからカメラを始めています。少しづつですが、カメラについて学んで試してブログに書いてまとめて行きたいと思います。
参考書籍
カメラを学ぶうえで入門書を2冊紹介します。
私のような初心者が、カメラをやってみたい、自分にもできそう、α7Ⅳ買っちゃう!と思うきっかけになった本です。
マンガだったり、薄かったり、とにかく読みやすいのでカメラを始めるハードルを下げてくれるのでオススメです。