こんにちは、 トモ(@tomo_web_jp)です。
今回は、フォーカスモードについて学びます。
本記事のテーマ
α7Ⅳユーザ向けに、”フォーカスモード”について簡単に解説します。
読者へのメッセージ
カメラを毎日いじっています。初心者の頃は学ぶことが多くてめちゃくちゃ楽しいです。
先日、写真をU4021QWで投影して5K2Kのディスプレイで拡大してみたんですよね。
そうしたら思いのほかピントを外している写真も多くて。あれれ?
原因はフォーカスモードにありました。
今回は、カメラ初心者である私が、フォーカスモードについて学んだのでまとめていきたいと思います。
それでは行ってみましょう!
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今回のα7Ⅳに関する疑問:フォーカスモードってなに?
フォーカスモードの設定は、[フォーカス]の[AF/MF]の下
フォーカスモードとは、フォーカスを当てる時の動作を決める設定
写真を撮る際に、ピントを合わせます。
そのピントの合わせ方を、AF/MFから選択することができます。
AF : オートフォーカス
MF:マニュアルフォーカス
オートフォーカスはカメラがピントを自動的に合わせる設定。また、マニュアルフォーカスはフォーカスリングというレンズの輪っかを利用して自分でフォーカスを合わせる設定です
メニュー項目 | 略称 | 呼び方 | 内容 |
---|---|---|---|
シングルAF | AF-S | シングルオートフォーカス | シャッターボタンを半押しするとオートフォーカスが働く。一度ピントが合うと、ピントはそこで固定されます。風景やスナップなどの止まっている被写体に向いている。 |
AF制御自動切り替え | AF-A | オートフォーカス制御自動切り替え | シャッターボタンを半押しすると、被写体が止まっているか動いているかが自動で判別され、AF-SとAF-Cが切り替わりる。いろんな種類の被写体を同時に撮る時や、手動でフォーカスモードを切り替えたくない時に使用。 |
コンティニュアスAF | AF-C | コンティニュアスオートフォーカス | シャッターボタンを半押ししている間中、オートフォーカスが働き、ピントを合わせ続ける。スポーツ撮影や鉄道写真など、動いている被写体に向いている。 |
DMF | DMF | ダイレクトマニュアルフォーカス | オートフォーカスでピントを合わせたあと、手動で微調整できる。最初からマニュアルフォーカスでピントを合わせるよりも素早くピント合わせができ、マクロ撮影などに便利。 |
マニュアルフォーカス | MF | マニュアルフォーカス | マニュアルフォーカス(MF)とは、カメラに任せずに手動でピントを合わせる機能。デジタルカメラでは、通常はオートフォーカス(AF)での撮影が普通ですが、マクロ撮影などピント合わせが思うようにいかない撮影ではMFが有効です。MFでは、レンズ側の“フォーカスリング”を回すことでピントの位置を調節可能。 |
ピントが合わなかった原因は?AF-A
AF-Aでは、被写体の動きに合わせ自動でフォーカスモードが切り替わる
私は子供の写真を取ります。
子供ってどんどん動くんですよね。せっかくポーズを決めたのにファインダーを覗くともう別の方見ているなんてことが日常茶飯事です。
これまでα7Ⅳのデフォルト設定である、“AF制御自動切り替え“のままで使用していたんですが、
シャッターボタンを半押しすると、被写体が止まっているか動いているかが自動で判別され、AF-SとAF-Cが切り替わりる。
内容に書いたように、止まっているか、動いているかを自動で判断しています。
判断した後に、素早くちょこまか動くのでピントが外れてしまっていたんですよね。
AF-Aでは、被写体までの距離を固定、動くとピントが外れる
これは、AF-Sでも同じですが動かない被写体を撮影する場合は、一度ピントを合わせると、被写体までのピントの距離を固定します。
すなわち、距離が変わってしまうと、ピントがずれてしまうということなんですね。
動く被写体”子供”を撮影するならAF-Cが有効
動き回る子供には、AF-Cでフォーカスを合わせ続ける
ピントを合わせ続けたい、そんな時は、AF-C(コンティニュアスオートフォーカス)がオススメ。
コンティニュアスは、「継続的に」「連続的な」という意味です。
すなわち、継続して被写体を追ってフォーカスを合わせます。
これはめちゃくちゃ便利
常にAF-Cにしておけばいいのでは?デメリットを解説
常に追い続けてくれるメリットがある一方、でデメリットはないの?と疑問に思いますよね。
・バッテリーの消耗
・余計なものにフォーカスが当たってそれを追い続けてしまう
こういったデメリットがあります。
フォーカスを合わせ続けるので、カメラはバッテリーを多く消耗します。
ここぞというときに、バッテリーが切れてしまうと何も撮影できなくなってしまうので注意が必要です。(まぁ私の使い方であれば、バッテリー消耗は正直気にしないですが)
2つめに余計なものにフォーカスが当たってしまうことが挙げられます。
例えば、被写体の前に何か横切るとそちらにフォーカスが取られてしまうことがあるようです。
すべてカメラ任せにすると、人間の意図とは異なる動きをすることも。慣れたらMFにもチャレンジ!
【α7Ⅳ】フォーカスモード設定まとめ
いかがでしたか?
α7Ⅳを使いこなすため、わからない設定は自分で調べてまとめていき読者の皆さんとレベルアップしていきたいと思います。
よろしくお願いします。
※もし誤りがあればTwitterなどでお気軽にご指摘ください。