こんにちは、 トモ(@tomo_web_jp)です。
最近は、α7Ⅳをいじるのが最近超楽しいです。
カメラ初心者の私が少しづつα7Ⅳの使い方を学んできたことをアウトプットしたいと思います。
本記事のテーマ
α7Ⅳユーザ向けに、”クリエイティブルック”について簡単に解説します。
読者へのメッセージ
写真を撮ることよりも、α7Ⅳをいじることが目的になっているこのごろ。
写真の色味を変えたいんです。エモい感じに。
そのために、今回はクリエイティブルックを調べてみました。
知らない言葉もどんどん学んでいきたいと思います。
それではいってみましょう!
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今回のα7Ⅳに関する疑問:クリエイティブルックってなに?
クリエイティブルックの設定は[露出/色]の[カラー/トーン]の下
クリエイティブルックのメニューは、[露出/色]の中の[カラー/トーン]の中にあります。
クリエイティブルックとは、見た目や印象を変える機能
クリエイティブルックとは写真の見た目・印象を変える機能です。
写真の見た目は色の濃さ、明るさ、コントラスト、シャープさなどの組み合わせで構成されています。
公Sonyα7Ⅳでは、10種類の「クリエイティブルック」を選ぶことで、簡単に見た目・印象を変えることができます。
作例は記事の下の方に載せています!
メニュー項目 | 略語 | 呼び方 | 内容 |
---|---|---|---|
ST | Standard | スタンダード | 被写体、シーンに幅広く対応する標準の仕上がり。 |
PT | Portrait | ポートレイト | 肌をより柔らかに再現する。人物の撮影に適している。 |
NT | Neutral | ニュートラル | 彩度・シャープネスが低くなり、落ち着いた雰囲気に表現する。パソコンでの画像加工を目的とした撮影にも適している。 |
VV | Vivid | ビビット | 彩度とコントラストが高めになり、花、新緑、青空、海など色彩豊かなシーンをより印象的に表現する。 |
VV2 | Vivid2 | ビビット2 | 明るく色鮮やかな発色で、明瞭度の高い画像に仕上がる。 |
FL | Film | フィルム | 落ち着いた発色と印象的な空や緑の色味に、メリハリのあるコントラストを加えることで雰囲気のある画像に仕上がる。 |
IN | 不明 | 不明 | コントラストと彩度を抑えたマットな質感に仕上がる。 |
SH | Soft&High key Shine? | ソフト&ハイキー またはシャイン | 透明感、柔らかさ、鮮やかさを持つ明るい雰囲気に仕上がる。 |
BW | Black&White | ブラック&ホワイト | 白黒のモノトーンで表現する。 |
SE | Sepia | セピア | セピア色のモノトーンで表現する。 |
※略語について、何の略語なのか公式には発表されていないようです。上記の表は、いろいろなブログや記事を見て私が妥当だと思うものをまとめさせていただきました。
[2022/6/10更新]クリエイティブルックの略称についてSonyに問い合わせてみました。
先日、どうしても知りたくなってSonyに直接問い合わせてみました。
結論:正式な略称は非公開
回答は、「クリエイティブルック」および前の世代の「クリエイティブスタイル」についての略称の法則性は非公開とのことでした。
そのため、INやSHが何の略なのか、想像していくしかないですね。
そう言うルールなので仕方ない。ここは、あきらめましょう。
クリエイティブルックはどう設定する?
シーンによって使い分けて使います。
使うためには、まずは略称とその設定で取れる写真を覚えることが大切です。
また、起動しやすいことも使いこなす上で大切だと思います。
ショートカットを設定して気軽に変えられるようにすることが大切です。
ショートカットを設定して気軽に変えられるようにすることが大切です。
私は、シャッター横のC2ボタンにクリエイティブルックを設定し、ファインダーを覗きながら変えられるようにしてみました。
結論:シーンに合わせて自由に使うことに!
クリエイティブルックの略語を調べて意味を調べていったら、何となくイメージがわかって来ました。
自由にSTを基本として、FLやSHを主に使うかなという感覚。
今のところ、どれを使うか固定する気はありません。
いろいろ撮ってみて自分の感覚と合う写真を撮っていきたいと思います。
参考までに私の機材を紹介
α7Ⅳに標準ズームレンズ2470GM2レンズを装着しています。
一緒に使っているアイテムは記事を参考にしてください。
【α7Ⅳ】クリエイティブルック作例① -デスクセットアップ編-
まずは、私が大好きなデスクセットアップで試してみました。
私のデスクツアーはこちら
参考までに私のデスクツアーについてもご紹介します。
横に並べて色味の違いをチェック
デスク写真であれば好きな色味は「VV2」です。色が明るくはっきり写って鮮やかです。
「SH」も好みですね。VV2に比べるとSHはややマイルドな色味に見えます。
クリエイティブルック|ST
被写体、シーンに幅広く対応する標準の仕上がり。ということで何にでも使えるベースとなるクリエイティブルックですね。
クリエイティブルック|PT
肌をより柔らかに再現する。人物の撮影に適している。
デスクを撮影するとSTとの差はあまり分かりません。ややくらい印象です。
クリエイティブルック|NT
彩度・シャープネスが低くなり、落ち着いた雰囲気に表現する。パソコンでの画像加工を目的とした撮影にも適している。
デスク撮影では、あまり使わないですね、加工ありきの色味かもしれません。
クリエイティブルック|VV
彩度とコントラストが高めになり、花、新緑、青空、海など色彩豊かなシーンをより印象的に表現する。
デスクの場合は色が強調されていますね。VV2に比べるとVV2の方がホワイトがやや明るい印象を受けます。
クリエイティブルック|VV2
明るく色鮮やかな発色で、明瞭度の高い画像に仕上がる。
ぱっと見一番綺麗な印象です。私のデスク周り写真は暗くなりがちなのでこういった印象的な色味が出るといいですね。
クリエイティブルック|FL
落ち着いた発色と印象的な空や緑の色味に、メリハリのあるコントラストを加えることで雰囲気のある画像に仕上がる。
フィルムをイメージとしたクリエイティブルックなので、デスクにはあまり使わないでしょう。落ち着いた印象になります。
クリエイティブルック|IN
コントラストと彩度を抑えたマットな質感に仕上がる。
たしかにマットな印象ですね。
クリエイティブルック|SH
透明感、柔らかさ、鮮やかさを持つ明るい雰囲気に仕上がる。
ややエモさが加わるような印象を受けます。淡く明るい写真を撮りたい時は使いたい設定です。
クリエイティブルック|BW
白黒のモノトーンで表現する。
白黒です。デスクは派手に表現したいので、白黒はデスク写真には不向きです。
クリエイティブルック|SE
セピア色のモノトーンで表現する。
こちらも、BWと同じくデスク撮影には合わないですね。SHやVV2が印象的でいい感じ。
【α7Ⅳ】クリエイティブルック作例② -西新宿スナップ編-
今回は西新宿を散歩しながら撮りました。
横に並べて色味の違いをチェック
外で撮ると全然違いますね。はっきりとした色合いのVVがエモくなっているのが印象的です。(間違えてないかしら汗)
こう見ると私は、VV2の鮮やかさに目を惹かれます。
意外に、NTとか、FL、INあたりの落ち着いた写真もいい感じです。
1日の中で何度も変えると印象が違ってごちゃごちゃするのですぎるので、”今日はこのクリエイティブルック”と決めて遊んでみるのがいいと思いました。
クリエイティブルック|ST
街を撮ってみました。場所は西新宿です。
交差点のグレーや、道路の線のオレンジ色、緑色などを要チェックです。
クリエイティブルック|PT
STとPTの差は比較してみないとわかりません。
肌をより柔らかに写すと言うことなので、拡大すると道路の凸凹がマイルドになっているように見えます。
クリエイティブルック|NT
NTにすると、ST,PTに比べると緑色の発色が変わります。
黒も濃いめでより落ち着いた重たい印象の写真になります。
クリエイティブルック|VV
外を撮影するとVVは、明るく柔らかい印象ですね。これまで↑のST、PT、NTとはガラッと変わった印象を受けます。
すこしだけエモい感じに感じます。
クリエイティブルック|VV2
VV2はクリアに発色のいい感じに映りますね。
からっと晴れた日に撮ると気持ちいいかもしれません。
クリエイティブルック|FL
フィルムをイメージした写真なので、どこか昭和・平成っぽさというか懐かしい感じに感じますね。
30代の私には結構グッとくる色合いです。
クリエイティブルック|IN
こちらはマットな印象が特徴のINです。FLとならんでどこか懐かしさを感じます。
これも好きですね。
クリエイティブルック|SH
淡いですね。あかるくかわいらしく感じます。
ややエモさが加わるような印象を受けます。淡く明るい写真を撮りたい時は使いたい設定です。
クリエイティブルック|BW
白黒も他のルックと違って面白いと思います。
私はまだ白黒にハマったりしていないので、テーマを決めて撮影してみたいですね。
クリエイティブルック|SE
セピアもBWと同じく、”今日はセピアのみ”と決めて撮影してみたら面白いと思います。
【α7Ⅳ】クリエイティブルック作例③ -機関車”ロムニー鉄道”編-
今回は静岡県の修善寺虹の郷でミニSL”ロムニー鉄道”のメカメカしい運転席を撮影しました。
横に並べて色味の違いをチェック
ミニSL”ロムニー鉄道”のメカメカしい運転席を撮影してきました。いかがでしょう?
スチームパンクのような世界観をかんじますか、それとも懐かしさを感じますか?
クリエイティブルック|ST
STで撮影しました。確かにスタンダード、見たままという印象です。
クリエイティブルック|PT
PTはポートレートやや美肌よりですが、拡大してみてもSTとの違いは感じません。
クリエイティブルック|NT
ST,PTに比べて緑色の発色はどうでしょう。やや濃いめで重たい印象の写真になります。
左右のボルトがついている茶色の部分を見てください。ST、PTに比べてより焦げたような印象がありますね。
クリエイティブルック|VV
VVはちょっとかわいい感じになります。淡い、白っぽい写真になります。
クリエイティブルック|VV2
VV2は発色のいいクリエイティブルックです。
VVと比べて白い膜が晴れたような印象的な写真になります。私はこれ結構すきだなー。
クリエイティブルック|FL
FL×メカ
どうです?少し乾いた、枯れた感情が浮かびます。
クリエイティブルック|IN
INはFLに比べて、よりマットな印象です。
クリエイティブルック|SH
重厚感の溢れるメカに対し、SHにするとやや軽い印象に。
メカにSHは違うかなという感想です。
クリエイティブルック|BW
白黒やっぱり面白いですね。
メカに対する白黒は、スモーキーで全然違った印象で面白いです。
クリエイティブルック|SE
セピアもBWと同じく面白いです。セピアデー作ってみようかしら。
【α7Ⅳ】クリエイティブルック設定まとめ
いかがでしたか?
α7Ⅳを使いこなすため、わからない設定は自分で調べてまとめていき読者の皆さんとレベルアップしていきたいと思います。
またクリエイティブルックは、自分仕様にカスタマイズできる”カスタムルック”で遊べるようです。
ぜひチャレンジしたいと思います。
※もし誤りがあればTwitterなどでお気軽にご指摘ください。
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